2025.06.10 部員ブログ
『体現者』(2年 髙松芽衣)

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
予測不能なターンで華麗に相手を抜き去る同期の廣本瑞季からバトンを受け継ぎました、環境情報学部2年の髙松芽衣と申します。ドリブルだけでなく、普段の言動まで予測不能で正直困ることも多いですが、ひとたび文章を書かせれば驚くほどの才能を発揮してくる学年1の文豪・瑞季のあとだけは避けたかったというのが本音です。そんな彼女も最近ヘアバンデビューをしたということで、是非試合前の色選びに付き合って欲しいところです。
学年トップバッターのひかりは「内容がない」とハードルを下げておきながら素晴らしい日記を書き、そこから瑞季へとバトンが渡り、気が付けばハイレベルなリレーが続いています。同期後半の皆さん、ここで私が良い感じにレベルを下げておくので、気負わずバトンを繋いでいってください。とはいえ、私にも多少のプライドがありますので、昨年より成長したリレー日記をお届け出来ればと思います。同期への愛が強すぎて、前置きがつい長くなってしまいました。拙い文章ではありますが最後までお読みいただけますと幸いです。
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入部してから1年。
これほどまでに自分の感情がサッカーに動かされるとは思ってもいませんでした。
中高6年間、大きな環境の変化もなく、恵まれたクラブの下でチームの未来のために、守られるようにして過ごしてきました。そんな私は、正直、大学サッカーにも新たな環境にも何の期待もしていませんでした。「4年間の中で本気で目標を追いかけることも、心からサッカーを楽しむこともきっとないだろう。」そのようなことまで思っていました。それはきっと、これまでの環境に泥を塗りたくないというつまらないプライドや、自分の力ではなく周囲の人達のおかげで輝き続けている過去の栄光にしがみついていたからだと思います。
心のどこかにそのような気持ちを抱いたまま迎えた大学1年目。バチが当たったかのように膝の怪我を負い、約半年間ピッチに立てない日々が続きました。今振り返っても、先が見えず、不安だけが積もっていくような毎日でした。
しかし、そのような日々の中で、どんな時も優しく声をかけてくださる先輩方、真剣にサッカーに向き合う仲間、毎試合何も出来ない私に「怪我の調子はどう?」、「待ってるよ」と声をかけてくださり、どんな時も熱く背中を押してくださる多くの方々の存在がありました。気が付けば、一人ひとりが本気でサッカーや組織に向き合い、全員で一体となって戦い抜くこのチームや、人のあたたかさにどんどん惹かれていったのだと思います。そして、いつの間にか、私はこの組織の虜になっていました。
今年は、
「賢く泥臭く、虜にさせる」
このビジョンを掲げ始動しました。
このチームで、私達らしいパスを繋ぐ丁寧なサッカーを貫き、ピッチの上で本気でぶつかり合いながら、一体感を持って勝ちに拘る。そして、多くの方々から受けたあたたかい支えや、熱い想いを今度は私がピッチ上で表現し、この組織の虜になった理由を体現する。そのような姿が、きっと誰かの心を動かし、多くの人を虜にさせる。そう信じることが出来るのは、自分自身がそのようにして救われた経験があるからだと思います。私がこのチームの虜になった時のように、「今度は私自身がそのような想いを届けられる存在になる」という決意と共に私のリレー日記を締め括らせていただきます。
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次は小柄な見た目からは想像出来ないほどパワフルなプレーと、スピードを活かした突破が持ち味の同期、堀田朱花にバトンを渡します。小柄な見た目が引き起こすギャップはピッチ内だけに留まらず、普段は本当に前が見えているのかと心配になるほど大きな車を運転しているそうです。この“前見えていないいじり”は昨年同期内で1番といって良いほどいじられていたエピソードだと勝手に印象に残っているのは私だけでしょうか。朱花、一度私達に「ちゃんと運転出来るんだぞ」というところ見せてね。ただ、私は別に疑っているわけではありません。
纏まりのない文章ではございましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも、慶應ソッカー部女子へのご支援とご声援のほどよろしくお願いいたします。

