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2025.06.24 部員ブログ

『時間』(2年 米口和花)

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。

 

陸上仕込みの圧倒的なスピードを持つ2年堀田朱花からバトンを受け継ぎました、総合政策学部2年の米口和花です。サッカーを再び始めて2年目となる彼女ですが、たゆまぬ努力による成長スピードはまさに異次元です。

一方で、ピッチを離れるとそのスピード感はどこかへ行ってしまいます。ご飯を食べるのも、起きるのもとてもゆっくりです。彼女にとっては映画館も睡眠に適している場所のようで、私が人生で一番感動した作品でも、ホットドッグとポップコーンをしっかり食べたあとに爆睡。例え上映されたのがカンヌで絶賛された映画であっても、彼女の睡魔には敵わなかったようです。

睡魔に勝てない彼女は、お泊まりのときに目覚ましを何個もセットしてくれますが、全部止めるのは私の役目です。ライブ後にギターを弾いて余韻に浸るほど音楽好きな彼女には、目覚ましを好きな曲に変えることを提案します。

朱花の面白いポイントを語っていたら長くなってしまいました。堀田家にはいつもお世話になりっぱなしで感謝してもしきれません。これからもたくさんライブに行って、一緒に大好きな音楽に浸りましょう!

 

みんなの想いや思想が詰まった素晴らしいリレー日記が繋がっています。

私自身の今年の目標は言語化能力の向上なのですが、残念ながらその力にはまだまだ自信がありません。

拙い文章ではありますが、どうか温かい目で読んでいただけると嬉しいです。

 

――――

 

大学2年生になり、就職の話や卒業後もサッカーを続けるのかといった会話が増え、サッカー人生の終わりを少しずつ意識するようになりました。まだ終わりを語るには早すぎるのかもしれませんが、ふとしたときに、「もし自分からサッカーがなくなったら何が残るのだろう」と、不安が胸をよぎります。これまでの人生でサッカーに費やしてきた時間が本当に長く、だからこそ「あと2年しかない」と思うと、その時間が一気に短く感じます。

 

私はもともと、日々を振り返るのが得意ではありません。サッカーノートも3日と続かないような性格です。ですが、このリレー日記を通して昨シーズンのことを振り返り、改めて自分にとってサッカーとは何かを考えてみようと思います。

 

昨シーズンは、自分にとってとても難しいシーズンでした。

試合では、勝利が手のひらからこぼれ落ちていくような感覚を何度も味わい、進む方向は間違っていないはずなのに、結果が出ない。やるべきことすら思うようにできなくなっていく自分に、焦りやもどかしさが募っていきました。

 

中学・高校の6年間、一つのパスやトラップが命取りになるような競争のなかで、対抗心や「見返したい」という思いを原動力に頑張ってきました。そしてなにより、「私に期待してくれた人をがっかりさせたくない」「感謝の気持ちをプレーで表したい」という思いも強くありました。しかし、大学では「サッカーのための人生ではなく、人生のためのサッカー」という考え方に出会いました。サッカーを通じて人生を豊かにしたいという想いが根底にあるからこそ、試合に出る、出ないといった争いや、順位などの結果に縛られすぎないサッカーは、純粋に楽しいものだと感じ、新鮮で、貴重な体験でした。

一方で、楽しいという感情だけでは自分を本気で突き動かすには足りず、自分は何に向かって頑張ればいいのかを模索していました。

 

最近になり、ようやくサッカー人生の終わりが現実味を帯びてきました。終わりがあるからこそ、今がより特別に思えます。これまでかけてきた時間を裏切らないために。そして、振り返ったときに「やり切った」と胸を張れるように、今シーズンを全力で戦おうと覚悟が決まりました。

 

サッカーのどこに惹かれて、なぜ続けて来ることができたのかを考えましたが、簡単な言葉ではうまく言い表せません。それでも、チームで勝利を目指して戦う時間が好きで、自分が積み重ねた努力がチームの力になることが嬉しくて、サッカーをしていなければ出会えない人達と巡り会えることが大好きです。

「サッカーによって積み重ねてきた時間の全てが、今の私をつくってくれたんだ」と思うと、サッカーを始めてよかったと素直に思うことができます。

そのような感情を抱くのは今さらかもしれませんが、サッカーが苦しくて辛くて、でも逃げてはいけないものと捉えていた過去の自分からしたら、そう思えること自体が嬉しく、少しだけ誇らしいです。

このかけがえのない時間を大切に、私のそばにいてくれる人たちが、私がサッカーをしていることで少しでも幸せになってくれたら嬉しいし、なにより私自身が、後悔のないように、思いを込めてこれからもサッカーに向き合っていきたいと思っています。

 

今シーズンは、7連勝を経て、勝ち点22・2位という好成績で前期を折り返すことができました。昨シーズンの勝ち点が23だったことを考えると、前期だけでその数字に手が届こうとしています。だからこそ、「今年昇格できなければ、もうチャンスはない」という覚悟で臨んでいます。大学入学前、「もう日本一を目指したり、熱くサッカーをしたりすることなんてできないよ」と言われたことがあり、その時の私は言い返すことができませんでした。

でも、今なら「そんなことはない」と胸を張って言うことができます。

私達はまだ、人生の宝物になるような瞬間を積み重ねていけます。

今年こそ、絶対に昇格して、もう一度日本一を本気で目指したい。

もちろん、結果が全てではないし、思うような結果が出ないことが多いです。

でも、その過程を本気で過ごしたという経験が、きっとこの先の人生の大きな糧になると私は信じています。

そして、サッカー選手としての時間が終わっても、サッカーを通して得たことに自信を持つことができるように過ごしていきたいと思います。

 

次は、ご飯大好き、睡眠大好き。私の地元の友達には「いつもにこにこしているあの子とご飯行きすぎじゃない?」とツッコまれるほど共に時間を過ごしている、2年の田中紗莉にバトンを渡します。

試合前のアップも、水曜練のチューブランも、ラントレも紗莉と一緒だといつも以上に頑張れる自分がいます。だからこれからもずっとよろしくお願いしますね。

ちなみに、同期の誕生日会は瑞季と紗莉の合同で行う予定なのですが、まだ開催の目処が立っておりません。
紗莉のリレー日記が公開される前には必ず開催することを、ここに誓います!

 

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも温かい応援のほどよろしくお願いいたします。

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