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2025.08.13 部員ブログ

『三つの坂』(3年 岡田恭佳)

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。

 

愛犬のニコちゃんをこよなく愛し、彼女の英語力ではきっと理解できていないであろう海外のラッパーの曲を毎日聴き続けている、同期の佐藤凜からバトンを受け継ぎました、環境情報学部3年の岡田恭佳と申します。

 

凜の最近の口癖は、「私、口笛上手だから聴いて!」です。ただ、絶妙な音量と独特な音程から奏でられるその口笛の出来はというと、正直、上手とは言い難いものがあります。でも、初めて披露してくれた時に思わず「上手だね」と言ってしまって以来、気が付けば毎日挨拶の代わりに口笛を披露してくるようになっていました。よっぽど私の気を引きたいのか、最近はよくわからない絡みが増えたように感じていますが、実はその素直さがとても愛くるしいです。そんな凜との大学生活も残り半分を過ぎましたが、これからも助け合いながらサッカーを全力で楽しみたいと思います。凜、これからもよろしくね。

 

さて、前置きが長くなりましたが、ここから本題に入らせていただきたいと思います。3回目のリレー日記ともなると、なかなか書くことが決まらずにいましたが、今回も素直に今の想いを綴らせていただこうと思います。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

「人生には3つの坂がある」

どこかでそんな話を聞いたことがある。

上り坂、下り坂、そして“まさか”。

思い返してみると、大学でのサッカーの日々もまさにその連続だった。

 

大学1年目、今思えばここが「上り坂」の始まりだった。新しい環境での生活に期待が高まる中、うまく行くことばかりを想像していた1年目。リーグ戦では思うような結果を得ることができず、勝つことの難しさを実感した。理想とのギャップに苦しみ、悩むことも多くあったが、それでも目標に向かってサッカーに打ち込むことのできる日々がとても刺激的だった。苦しい時も、上り坂のように確実に成長を感じることができていた毎日がとても楽しかった。

 

そして迎えた2年目、人としても選手としても、大きく成長できた年であり、私にとって「下り坂」と感じる、そんな年だった。すべての物事がうまく進んだかと言われれば、決してそんなことはなかった。しかし、個人としては選抜活動を通して自信に繋がるきっかけを得ることができ、チームとしては、リーグ戦で初めて3連勝を成し遂げたことで生まれたあの一体感は、何より大きな喜びであった。こうして日々自分自身と向き合う中、上り坂と下り坂を確実に乗り越えていくことで、成長を実感できるようになった。

 

そして今年、3つ目の坂である「まさか」を迎えた。

これまでのサッカー人生、怪我とは無縁だった私にとって、その名の通り「まさか」の出来事だった。肉離れの長期離脱を余儀なくされ、やっとの思いで復帰した矢先、後期リーグの開幕戦で全治8ヶ月の大怪我を負った。「まさか自分が」だった。この時点でチームは7連勝と、勢いに乗っている中で、自分でも少しずつコンディションを戻せている感覚があった。後期開幕戦をホームで迎えるということもあり、自然といつもより気合が入っていた。本来であれば、なんともない場面でのワンプレー。こんなところで怪我をするなんて予想もしていなかった。悔しいよりも先に、「まさか」だった。ほんの一瞬の出来事で、何が起こったのかも分からず、そのあとはただベンチからグラウンドを見つめることしかできなかった。後日の診断では、「辛いけど、またサッカーはできるから」と言われ、実感が持てないまま現実を受け入れるしかなかった。こうして、私の大学3年目は、怪我と向き合うシーズンになってしまった。正直、怪我から1ヶ月以上が経ち、手術を無事に終えた今でも、本当に自分が怪我をしたのかと疑いたくなるような日々を過ごしている。ボールを蹴っている時間が何よりも好きで、1日にサッカーを考えない日がないくらい大好きなサッカーができない現実を本当は信じたくない。大切な仲間と、そして今まできついシーズンも一緒に乗り越えてきた4年生と最後まで1部昇格を同じピッチで共に実現させたかった。思い返せば、たくさんの後悔が残っている。しかし、今は現実を受け入れてしっかりこの怪我と向き合いたいと思う。悔しさが残るからこそ、今の自分にできる最大限のサポートでチームに貢献し、全員で1部昇格を実現させたい。そして、この「まさか」を乗り越えた先にある、自分なりの答えを必ず見つけたいと思う。

 

そして最後に。

 

人生は本当に上り坂、下り坂、そして「まさか」の連続です。もちろん、悪いことばかりではなく良いこともやってきます。チームが今10連勝中というのも私の中では「まさか」です。1年前は考えられなかったようなことが急に起こり、その日は何の前触れもなく突然訪れます。だからこそ、どんなことが自分の身に起こっても対応できるように、準備しておくことが重要なのだと思います。どのような状況でも素直に受け入れ、乗り越える姿勢さえあれば、それが必ず自分を成長させてくれます。その時は苦しくて辛い道でも、後になって笑い話にできるのであれば、それこそ本望です。とは言え、私自身、選手生命に関わるこの大怪我をして良かったとはとても言えません。ですが、怪我をして新しく気付くことができたことも沢山あります。特に、チームメイトには本当に助けられました。日吉まで送迎してくれたり、「いつでも頼って!」と声をかけてくれたり、入院中にメッセージやお見舞いに来てくれる仲間がいたりと沢山の優しさに救われました。また、保護者の方々やグラウンドで会うと「待ってるよ!」などの声をかけてくださる方々の温かい言葉はとても嬉しかったです。このような恵まれた環境でサッカーができることに、改めてありがたみを感じています。ですが、いつもみなさんに支えていただいているばかりで、私自身まだ何も成し遂げられていないので来年こそは、今までよりも成長した姿で、ピッチで貢献できるよう、日々努めてまいります。そして、残りのシーズンも皆様の温かいご声援をいただけたらと思います。

 

次は、最近、サッカーと同じくらい女子力磨きに励んでいる同期、竹内あゆみにバトンを渡します。髪を伸ばしては短く切ったり、時にはパーマをかけたりと日に日に女子力を上げてきている彼女ですが、とにかくどんなことでも全力に取り組めるのがあゆみの良さでもあります。きっと今回のリレー日記でも全力で思いを綴ってくれると期待しています。あゆみ、女子力を上げる一番の秘策は日焼け止めを塗ることだよ。

 

纏まりのない文章ではございましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも慶應ソッカー部女子へのご支援とご声援のほど、よろしくお願いいたします。

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