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2023.05.15 部員ブログ

『逆転劇』(1年 佐藤凜)

ホームページをご覧の皆様、初めまして。

巧みなテクニックと空中戦の強さを活かし、既にチームに欠かせない存在である同期の岡田恭佳からバトンを引き継ぎました、総合政策学部1年の佐藤凜と申します。

恭佳、これからもつまらないギャグでもなんでも全力で笑ってあげるよ。

今回は初めてのリレー日記ということで、私のこれまでのサッカー人生についてと、入部してから思ったことを綴らせていただきます。
小学校1年生の時に兄の影響でサッカーを始め、気づいたら13年間サッカーボールを蹴り続けてきました。しかし私のサッカー人生、特に高校3年間は笑った記憶より、泣いた記憶の方がはるかに多いと今振り返り感じます。
レベルの高い仲間達とサッカーをすることで、自らの可能性を広げたいという思いで地元を離れ、宮城県の常盤木学園に入学しました。今では想像もできないほど、サッカーに費やした時間は膨大で、3年間ほぼ遊ぶこともなかったほど多忙な日々を送ってきました。

そこで、私は忘れることのできない唯一の経験をしました。それは、大会直前の怪我や実力不足が原因で何度も大会メンバーから外されていた私が、やっとの思いでメンバーのユニフォームを貰えることになった時のことです。全国のピッチでサッカーができることをワクワクしながら毎日練習をしていた矢先、大会直前の数週間、調子があまり良くなかった私は、大会の3日前にメンバー変更が言い渡されました。メンバー外になったことを知らされ、夜一人で泣き崩れていた思い出は今でも鮮明に残っています。理由は、とても明確で、使えなかったからです。単純な理由ながらも、変更理由を監督に直接聞いた時は、何のために頑張っているのだろうという考えに陥ってしまいました。他にも、練習に参加させてもらえなかったことや、厳しいことを毎日言われてきましたが、私のこれまでのサッカー人生に後悔はありません。なぜなら、サッカーが大好きで、練習することを止めなかったからです。メンバー変更を知らされたその日も最後までグラウンドに残り、ボールを蹴り続けました。雨の日も、雪の日も、練習するということを決して止めませんでした。自分の思い通りにいく結果が出なかったとしても、サッカーに本気で向き合い、行動してきたことには自信があります。

では、サッカーしかしてこなかった人間がなぜ本塾を目指そうと思ったのかを書かせていただきたいと思います。サッカーが大好きで、本気でサッカーと向き合っていましたが、自分の好きなことだけをやっていてはダメなのではないかと考えるようになり、サッカーと勉強を両立させ、将来の選択の幅を広げたいと思い、本塾を目指しました。

そして、目指していた慶應義塾大学に入学することができ、慶應ソッカー部女子という、とても素敵な組織の一員となり、約1ヶ月が経ちました。1ヶ月で感じたことはチーム力の素晴らしさです。勿論、高校時代もチーム力を向上させるため、チームとして取り組んできたことは多くありますが、それ以上に、仲間を蹴落としてでもピッチに立つために行動してきました。しかし、本塾は対照的に人数が少なく、一人ひとりがチームのために行動しなければいけません。チームのために行動した結果、個人としての目的を果たすことができると思います。一人ひとりのサッカーの経験年数や考え方など、大きく変化した部分はありますが、先輩方や同期、スタッフなど素晴らしい方々とサッカーができる環境に誇りを持ち、これまで以上に努力することをここに誓います。そして、TEAM2023の掲げる「一部昇格」という目標を絶対に実現させます。
13年間サッカーをしてきて、心を動かされた瞬間は何度もありました。そこに共通しているのは、見返りを求めず、本気で行動している人の姿を目にした時です。誰かの原動力になるために、今できることに全てを捧げる思いで取り組んでいき、本塾を応援してくださる方々、本塾を初めて見た方々の原動力となれるよう、行動していきます。
現在、開幕直前に怪我をしてしまい、思うようにサッカーをすることができていませんが、必ず強くなってピッチに戻り、得点という結果と、献身的なプレーでチームに貢献していきます。一時的にサッカーから離れた日々は、更に私のサッカーに対する愛情と情熱を再確認させてくれました。大学生にもなりこんなことを言うのは照れ臭く感じますが、私はサッカーを愛しています。

最後になりますが、これまで輝かしい結果を残すことができなかった私の逆転劇を大学4年間で必ず巻き起こしてみせます。

次は飼っている猫のりんちゃんの写真を毎日のように送りつけてくる程の猫好きという一面を持つ彼女ですが、大怪我からの復帰に向け、毎日リハビリに取り組む姿が私の原動力となっている同期の野口初奈にバトンを託します。

拙い文章ではありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも、慶應ソッカー部女子のご支援ご声援のほど宜しくお願い致します。

 

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