第38回関東大学女子サッカーリーグ後期第3節　対東京女子体育大学

戦評

第38回関東大学女子サッカー2部リーグ後期第3節、東京女子体育大学戦。中断期間後、初勝利をホームで飾りたい本塾は、5-1で勝利を収めた。
前半2分、2年MF野口と1年DF米口がサイドを崩しクロスを上げるも先制点には繋がらない。その直後、本塾のミスから相手にボールを奪われロングシュートから失点を許してしまう。ボールを保持する時間が続く中、前半11分、右サイドを突破した4年FW副将大橋のクロスを3年DF坂口が折り返し、2年MF佐藤が冷静に決め、1-1の振り出しに戻す。その後もボールを保持する本塾だがなかなか追加点を奪えない。
前半38分、2年DF竹内からのパスを受けた2年FW野村がシュートを決め逆転に成功する。
この得点で勢いに乗った本塾は、前半42分、野口が蹴ったFKのこぼれ球に反応した野村のシュートが決まり、前半を3-1で折り返す。
後半開始から坂口に代えて1年MF田中を投入。後半も攻撃の手を緩めない本塾は、後半15分、佐藤に代えて1年MF岩田を投入。その勢いのまま2年DF岡田からボールを受けた野村が4年MF主将岩瀬にパスを繋ぎ得点に結びつける。後半18分には岡田からパスを受けた大橋のクロスを野村が合わせハットトリックを達成する。後半33分には大橋に代えて2年MF福島、岩瀬に代えて2年FW安達を投入。その後はなかなか追加点を奪えないものの3年DF小熊を中心に集中した守備で相手にシュートを打たせない。後半41分、FKを獲得した本塾は野口から福島にパスを繋ぎシュートを放つも得点には繋がらない。後半44分には竹内に代えて1年FW堀田を投入。その直後、左サイドでボールを受けた岩田がシュートを放つもわずかに枠を捉えきれない。
追加点を取ることができなかったが、最後まで攻撃の手を緩めることなく、高い集中力でゴールを守り抜き5-1という中断期間後、初の勝ち点3を掴み取った。